究極と至高。

「もしもの時は」という曲、私は血縁の曲だと思っている。肉親に向けての。子や兄弟を想う人のうた。地下水のようにつながってる血。ものすごくさらりと(若干爽やかなメロディで)しているけど、ドロドロですよ。相手に対する愛情が。良いことですけども。
で、この曲は兄が歌えばいいと思うの、本当なら。兄が子や弟に思っている歌ですから。でもそれを敢えて弟に歌わせているところが、凄くないですか、本当の血縁者がこの歌を歌っているんですよ。(歌わせてるというべきか)愛情を注ぐべく対象物に自分の気持ちを歌わせてると解釈してます。この曲は、キリンジしか歌えない、この世界感こそ究極で至高だわ。彼らの。

というのを先日のライブの後に語りました。いやぁ、堀込兄は凄いね。*1

*1:この程度の話でした、リクエスト下さってありがとう